十二ノ天
世界観
武神暦444年
天神密教(てんじんみっきょう)と呼ばれる宗教勢力によって、世界は壊滅寸前まで追い込まれました。その行進を「聖地巡礼」と称した彼らは、失われた天神密教の聖物を求めるために手段を選ばぶことなく狂乱と殺戮の限りを尽くし、その悪鬼のような所業は人々からは「天神滅劫(てんじんめっこう)」と呼ばれ恐れられていたのです。
世界は荒廃の一途を辿り、人々は絶望に打ちひしがれていました。

しかし、その時彗星のごとく五人の英雄が現れました。自らを大自在天の末裔と称し、世界を焼き尽くさんとする天神密教の教主降世神君(ごうせしんくん)の野望を打ち砕くために、彼らが立ち上がったのです。長い戦いが続く中、様々な犠牲を払いながらも、彼らはついに天神密教の強行を阻止することに成功したのです。しかしながら払った犠牲も大きく、五人の英雄のうち二人が帰らぬ人となりました。人々は彼らの功績を称え、いつしか五人は『伝説の五武子(ごぶし)』と呼ばれるようになりました。

天神滅劫の後、人々は各勢力を統合する絶対的な存在の必要性を痛感するようになりました。人々は五武子の中で生存している三名の英雄を中心に、正・邪・魔の巨大な勢力を構成して現在の三分体制の形を作り上げました。

正派:白道十三天(はくどうじゅうさんてん)
五武子の中の一人、剣舞天子と称される剣皇 李世珍(けんこう りせいちん)を中心とした連合。正派を代表する十三の門派で構成される。

邪派:覇王破天連(はおうはてんれん)
五武子の中の一人、天外刀仙と称される刀帝 凌刈(とうてい りょうがい)を中心に大小の邪派の門派が連合を形成している。

魔教:血茂教(ちもきょう)
五武子の中の一人、魔神不敗と称される魔尊 血茂覇王(まそん ちもはおう)を中心にした魔教の末裔たち。滅亡したと言われる魔教は、血茂覇王という傑出した英雄の登場により復活を遂げた。

これら三人の英雄を中心に、人々は三勢力の共存を成して十五年の平和を維持し続けていました。 しかし、未来は誰にもわからないもの。凄絶な恨みを晴らすことを夢見る一人の男のおろかな野望や運命に見捨てられた一人の女性のおろかな執着が、徐々に平和に乱し始めていく。十五年前に死んだと思われていた降世神君の生存、そして天神密教の復活が世界に再び大きな災いをもたらせようとしてた・・・
動作環境:
 ・CPU:Pentium3 800MHz以上
 ・メモリ:256MB
 ・グラフィック:VRAM64MB以上の3Dグラフィックアクセラレータ搭載
開発元:Gigassoft
発売元:ロックワークス
価格:登録無料、基本プレイ無料、アイテム課金
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